« あんな事、言うんじゃなかった… | トップページ | 物品の見定め方、その価値について »

盟友たちと過ごす時間

昨夜は、はしご。

『広島県人会』と銘打ち、広島県人である俺と誰かをコアとして、その属性を持たない人にも垣根など設けず、その場で出会った人達も含めて楽しく語らう。

色んなところで集うようになったけれど、赤坂のはずれにある、お好み焼き屋『さっちゃん』が、一番広島っぽくて良い。

青春時代を過ごした広島の街中で良く見かける、ごくごく普通のお好み焼き屋さんの風情があって良い。

そこに身を置くと、その時代に Trip したような錯覚に襲われる。

九州出身のご主人に、バリバリ広島県人のおかみさん。

お二人の人柄、これがまた実に良い。

昨夜は、現在我が身を寄せている某外資系グループ内でも、同僚を超えた存在である同郷女性一人と、広島県人ではないものの、これまた友達に近い感覚を持てる女性との3人組でMTG。

と言っても、お二人とも主婦。

全くもって、色気のあるような会ではない。

俺が単純に『広島風お好み焼き』が食べたくなって、声をかけた。

それに同郷の彼女は入院明けだったから、気分転換が必要でもあった。

上京以来、この『広島風』の謳い文句に幾度騙されたことか。

東京は大きな街。

何でも集まってくる “Magnetic city”

広島料理の『酔心』も新宿伊勢丹会館に出店しているし、牡蠣船『かなわ』も、どこかに出店しているらしい。

『かなわ』広島本店は、太田川の亜流である本川だったっけ?。天満川??。 とにかく市内中心を流れる川に、牡蠣船を模した大きな屋形船を係留させて、その中で食事できるようになっている。

東京のそれは、隅田川などに浮いているわけじゃないらしいので、取り留めて行きたいとも思わない。

ただ一つだけ、お好み焼きに関してだけは、『広島風』…この文字の踊る、のろしや暖簾が上がっているだけで、ついつい足を踏み入れたくなる。

これまで、殆ど満足した事は無かった。

ここ『さっちゃん』は、広い東京の中でも、極めて忠実に広島のお好み焼きを、焼いて、提供してくれる貴重なお店。

俺は勝手に、“Little Hiroshima!” と敬意を込めて呼んでいる。

昨夜も、仲間内に限定せず盛り上がった。

俺の隣に座っていた、少々ガタイの良いお兄さん。

プロ野球を目指して頑張っていた、元社会人野球選手。

高校時代には、野球留学で入学した九州の学校で、予選を勝ち抜き甲子園に出場。

本大会前に腕を故障していたため、代打要員だったらしいが、連れの彼女が一言。

『でもね、この人代打ホームラン打ったんですよ。甲子園で』

すごい!

代打は、一度の打席で結果を出さなければならない。

そこでホームランを放つのは、実力が伴わないと出来ない芸当。

技術力に裏打ちされた、確かな実力に加えて、運という、そこに含まれるスパイスのような実力まで伴わないと、絶対に為し得ない芸当。

聞けば、高校卒業時はドラフト外ながらプロから声がかかったらしい…

だが、大学とのコネクションを保ちたい野球部顧問、監督=スポーツ校の意向を大きく受けて、半ば強制的に大学に進学をさせられ、結局、そこで腐り、一度は挫折したらしい。

そこから再び目覚め、社会人でギリギリのところまで頑張ったそうだ。

『自分、こう見えてサードで〇番だったんすよ。単なる野球バカっすけどね!』

少し含羞を帯びながらも、誇らしげに、嬉しそうに語る横顔。

良い面構えだ。

『こう見えてって、そのままゴツイじゃんか』(爆笑)

笑い話にしながら、『お前さん、何やってもそこそこ持ってける根性ある筈だぜっ!』

と気持ちを込めて、さりながら声にはせず掌で肩を叩く。

人、それぞれに歩んできた人生がある。

しかし、この馴れ馴れしさ、誰の血なんだろうか?

彼らの奥の席に座っていた妙に語りの上手い人物が、お愛想のために、すっと立ち上がる。

帰り際、『劇やってるんで見てくださいね♪』

とチラシを手渡される。

チラシを見て、次に、その人の顔。

交互に見比べる。

主役…??

『もしかして山口さん?』(山口良一さん)

尋ねると同時に、右手で握手を促している。

馴れ馴れしい上に図々しい。この性格は一体誰の血なんだろう??

全く気取りも、気負いも無い山口さん。

たぶん、もの凄くいい人。

直感的に、そう感じた。

ヘルメット片手に持ち、バイクで自宅に戻る。

そう話しながら、手を振って出て行く。

後から話を聞くと、山口さんは、なんと『さっちゃん』のおかみさんの、社会人時代の後輩だったとか。

たまたま、『広島風』の文字に誘われて、お店に入った山口さん。

『えっ、なんで、、ここにおるんっ??』

それ以来、ちょくちょく訪問するようになったそうな。

偶然。

むしろ必然だったように感じた。

それだけのご縁が、お二人にはあったのだ。

『さっちゃん』には、まだ数えるほどしか顔出せていないけど、得意の自虐ハゲネタを繰り出し、色んな人々をを爆笑の渦に巻き込んで、俺の第一幕は終演。

小丘陵を一つ超えた、南青山一丁目まで3人並んで歩く。

『俺、ちょっとハシゴするね!』 『良いGWを!!』

と手を振り、ツインタワー前で二人と別れる。

青山村の良識ある村民、Yちゃんと約束していた。

無理やり誘い出しただけなんだけどね(笑)。

今宵は、ホームグランドじゃなく、ちょっと離れた 246cafe で話し込む。

生粋の江戸っ子ではあるが、彼女もまた盟友。

綺麗な心を持った盟友。

限りなく、他者に優しい盟友。

いつも貰い物ばかりしている彼女の彼氏であるI君にちょっとしたお礼がしたくて、帰り道に会える彼女を、深夜の入り口にさしかかった時間ながら呼び出した。

それが目的だったが、色んなことを話した。

あまり詳しくは書く気ないけど、浅薄かな話、深い話。

まるで海のように、深浅のある話をした。

他者から信頼される人は、必ず誰かから相談を受けることになる。

それは信頼の証。

彼女も間違いなく信頼される人物。

俺の経験だけど、時に重たくなることもあるんじゃないかな…

俺も、ずっと重たいけれど、ある種、心のトレーニングだと思っている。

俺の事をあまり知らない人は、『語り』の巧い人と感じるようだ。

確かに、話すのも嫌いじゃないが、本来は聞きの人。

『カウンセラーになったらよかったのに…』

よく前々職の女性人事マネージャーに言われた。

『Se〇カウンセラーですか? ん~、憧れますよね(ニマ~っ!)』

『あっ、あの私、じっ、人事マネージャーですよ、ホンっトにもう~!。他の人が言ったら、ハラスメント査問ものですよっ(キッ!笑い目の睨み)』

あーあ、叱られちゃった。

すぐに許してもらえた。

俺には、何だか徳があるのかもしれない。

オヤジが授けてくれたのかな?

婆ちゃんのおかげかな??

そう、人事のプロが認めるほどの、聞き上手。

それが俺の本来の姿。

少しは、分担できたかな?

心に Disposer と Compost を併せ持つ俺ならば、全然っ大丈夫。

もうちょっと重たい荷物でも大丈夫。

彼女から、面白い話を聞いた。

『一度冷めた気持ちは二度と温まりません。特に女性のは』

『えっ、レンジでチンっ!とはいかないだろうけど、温まること無いの??』

『ありえません』

男とは、いかに幻想を抱きたい生き物か。

『俺に、まだ惚れているだろっ』

終わった恋愛、終わりかけの恋愛にも、そうした幻想を抱きがち。

そんな夢見勝ちな男達の対岸に立っているのが、確かな現実を生きる女性達。

『女の方が夢見勝ちでしょ?』

そんな戯言を言ってるうちは青二才。

対岸に髪をなびかせながら立つ、強かな女性達の相手など敵わない。

色恋事の基本を、学ばせていただきました(笑)。

盟友達との時間は楽しく、ためになる。

 

|

« あんな事、言うんじゃなかった… | トップページ | 物品の見定め方、その価値について »

コメント

こんばんは~(o^-^o)

昨日は、大変楽しいひと時をありがとうございましたhappy01
彼もきっとすごく喜ぶ事!間違いなしです!!

心のトレーニングup
出会う人や周りで起こること・・・それに対して色々考えることsign03全てがすばらしい結果を出せるトレーニングだと思って、私も過ごしています。
私がクリアー出来ないことはないdashそんなに神様は意地悪じゃないと信じています。
世界中が・・と言いたいトコロですがsweat01せめて私が関わる全ての方々に”シアワセheart01”で居て欲しいです。
話しを聞いて頂けるのはシアワセを感じるから、私も同じそれを感じて頂けるならいくらでも聞くし、私の経験でアドバイス出来ることは、歯に衣着せずに直球で話しているつもりです。(可能な限り・・)
みんな大事な人で、大事な命を授かって生きているんですものねnotes

男女関係なく!人として愛にあふれた時間をたくさん過ごせるのが一番のシアワセだと信じて邁進しま~すheart04

投稿: Y | 2010年5月 2日 (日) 00時14分

いえいえ、深夜近くに呼び出してしまい、すみませんでしたcoldsweats02

人様から信頼されるのって宝だと思います。きっと自分の心の足腰も鍛えて貰えてるはずです。それに、もう相当に人間が練れてきているので大丈夫。神様がちょっとぐらい意地悪してもクリアできますよ!

I君、満足いく魚との戦いができると良いですね。

GW開けると色々と仕事忙しくなり、ホームへは登場の機会も減るでしょうが、また、どこかでお茶(オチャケ)しましょうnote

良い連休をお過ごしください。

投稿: Hammer | 2010年5月 2日 (日) 01時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/432974/34467592

この記事へのトラックバック一覧です: 盟友たちと過ごす時間:

« あんな事、言うんじゃなかった… | トップページ | 物品の見定め方、その価値について »